建築家、という職業の知人は、
私は新之介さんお一人だけなので、
建築家が茶事をされたり演出をされたりすることが、
非常に特別なことなのか、普通なことなのか、それもよくわかりません。
でも、それはどちらでもいいと思っています。
ただ、建築家というのは、紙に線を引くだけの人ではなく、
それは、理念であり想念なのだな。と思います。
和の心にて候in熱海を拝見し、また雪堂美術館にてのお茶会にお招きいただき、
さらに、その思いが深まりました。
現在、歌舞伎に代表されるように、茶道や華道、
その他およそほとんどの古典芸能といわれるものや、
伝統工芸の世界が世襲制となっているのは、
その技、技術だけではなくむしろ、その生活様式や日常の所作、
そして物事の捉え方や考え方を継承するのもであるからだと思うのです。
新之介さんのキーワードの一つに「かた・かたち」というものがありますが、
きっとかつては、どこのご家庭でも、代々、普通にあたりまえのように、
受け継がれてきたものがあったのだと思います。
お招きいただいたお茶会にて、私が感じたことは、
セレブだとか、コマーシャルであることなどはどうでも良くて、
市井の人々が、毎日を、一つ一つを丁寧に、大切に、
背筋を正しく美しく生きてゆくことが尊いのだと、
そういうかたちを示されていたことでした。
感動的でした。
建築は、人々の暮らしの基盤をかたちづくるものです。
ずっと木の建築を、日本の建築を、考えていらっしゃった新之介さんが、
「和の心にて候」を表現されることは、
ごく、自然な流れだと思いました。
そして私は、新之介組としてこれから、
その理念と想念を紐解く術を探るのです。
1 件のコメント:
カナコさん
僕のブログにコメント頂きありがとうゴザイマス。
早くカナコさんの歌声を聴きながら一杯やりたいですね!
ユースケ
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