2008年10月6日月曜日

大人のいうこと

私は子供の頃、科学者になりたいと思っていました。
ドラえもんやアトムを作るような人になろうと思っていたのですが、
科学ではなくとも、何か研究をする人がいいなと、
そうして人や未来に関わろうと考えていました。
が、幼稚園に通う頃から宝塚などをみて育った私は、
ティーンエイジも後半になるころには、
芝居や音楽にかぶれちゃって、
ウットリしてはアドレナリンを放出するという毎日。
研究や科学ではなく、ウットリを広めて世界に貢献しよう!
と、さっさと大学に行く事をやめてしまいました。笑

先日、そろそろ還暦を迎えるという大先輩のクリエイターと
久しぶりにお会いする機会があり、近況などをお話させていただいた際
「カナコさんも結構な大人でしょう。
 人生も70年とすると、そろそろ折り返しの頃になりますよねえ。
 最近はいかがですか。」

ががーん!衝撃的なお言葉を頂戴し、
後半戦を迎えるにあたり、まずは背筋を正しました。笑

自分が学校を卒業した頃は、これまでいた世界とは、
なんてなんて小さくて限られたところだったのか!
世界はなんて広く奥行きのある事だろう。
と思う程、世の中を深く泳ぐ大人の人は多彩でした。
良いものは良い、悪い物は悪いと、
それぞれの尺度や価値観は違えども、
その経験に裏付けされた強く折れない意思を、
きちんと伝えて下さる大人が世の中にはちゃんといました。
一生懸命生きて、年月を重ねれば、
こういう風にしなやかな存在感を身につけることが出来るのだと
感動すらしました。
とても恵まれて幸せなことであったと思います。

青春の頃は、自分が思うメッセージを、
とにかく発信したい、分かってもらいたい、
一方通行でもいいから伝えたいという気持ちでいいと思う。
でも大人になったら、きちんと培われてきた何かを
「伝えて」いかなければ。
大人の伝えることは、ともすれば恥ずかしいとか
みっともないとか言われそうな昨今、
新之介さんは意思を発信する、貴重な大人の一人であり、
新之介さんのような大人がきっとみんなに必要なのだと思うのです。

人が本気で訴えようとしていることに、
人はそんな簡単にそっぽを向くのは難しい。
だから、新之介さんと、その「和の心にて候」には、
たくさんの人の思いをのせて、
いろんなものが集まってくるのだと思います。
その発信を是とするか非とするかは、
受け取った側がこれからさきの未来のさまざまな経験の中で
理解し、判断し、選択していくべきことだと思いますから。

こうして新之介組に参加させていただきながら、
そして、たくさんの気付きを重ねてゆくのだと思います。
私は大人だというにはまだ満たないけれど、
先達から受け取ったものを紡いでいくことは、
少しずつだけど、出来ると思う。
お返ししていかなきゃね。折り返しだからね。。。。
う、ぅ。。。

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